コラーゲンペプチドの効果肌の水分・弾力、膝の関節、筋肉で報告されていること
このページの要点
- 肌: 試験をまとめた解析で、飲んだ人は肌の水分と弾力が良かった。続けた期間が長い試験ほど差が大きい
- 膝の関節: 試験をまとめた解析で、痛みが和らぎ、動きが良くなった
- 筋肉: 運動と一緒に飲んだ人で、筋肉などの量と筋力が増えた
- 副作用は少なく軽いものだった。魚が原料の商品は、魚アレルギーの方は避ける
早見表肌・膝の関節・筋肉で報告がある
コラーゲンペプチドは、コラーゲン(肌や骨・軟骨に多いたんぱく質)を細かく分解して、吸収されやすくしたものです。飲んだ人と飲まなかった人を比べた試験を、効果ごとに整理しました。
- 複数の試験で報告肌の水分・弾力
- 飲んだ人は、肌の水分と弾力が、飲まなかった人より良かった
- 主に中高年の女性の試験をまとめた解析。別の年の解析でも同じ向き
→ 量と続けた期間は、飲み方のページへ - 解析で報告シワ
- シワの深さなどを測った試験の多くで、飲んだ人のほうが良かった
- 試験をまとめた解析とレビュー
- 複数の試験で報告関節症の人の試験: 痛み・動き
- 膝などの関節症の人で、痛みが和らぎ、動きが良くなった
- 関節症の試験をまとめた解析。動きの結果は「確かさが高い」と評価
→ 関節の病気で治療中の方は、医師に相談を - 解析で報告運動と一緒に飲んだときの筋肉
- 運動を続けた人で、筋肉などの量と筋力の増え方が大きかった
- 健康な成人の試験をまとめた解析
- 試験が少ない骨
- 閉経後の女性で、骨密度が飲まなかった人より増えた
- 1つの試験
- 少なく軽いと報告副作用
- 副作用は飲まなかった人と比べて増えず、まれに軽い胃腸の不快感があった
- 関節や肌の試験を通した記録
→ 魚アレルギーの方は、魚が原料の商品を避ける
肌水分と弾力が良くなった
26試験・1,721人をまとめた解析によると、飲んだ人は、肌の水分と弾力が飲まなかった人より良くなっていました。2025年に出た別の解析でも、全体では同じ向きの結果です。
効果量とは、飲んだ人と飲まなかった人の差の大きさを表す数値です。0なら差がなく、大きいほど差が大きいことを示します。
点が0より右にあるほど、飲んだ人で良かったことを示します。横線は、結果のばらつきの幅です。
縦線 = 0(飲まなかった人と同じ)。横線 = ばらつきの幅(95%信頼区間)。上の2つは2023年、下の2つは2025年の解析です。
出典: PubMed 37432180・40826844(数値をもとに当編集部が作図)
8週より長く続けた試験では、短い試験より水分の差が大きくなっていました。別の解析は、90日飲み続けると、シワ・弾力・水分が良くなると結論づけています。
- 2026年のレビューでは、シワを測った試験の10試験中9で、飲んだ人のほうが良い結果でした
- 日本人女性の試験では、1日1gまたは5gを飲んだ人で、肌の水分が増え、水分の蒸発が減りました
- 1日1,000mgを飲んだ試験では、12週でシワの指標が良くなりました
- 1つの試験では、皮膚の奥(真皮)のコラーゲンの密度が、飲み始めて4週で増えました
飲んだコラーゲンは、一部が小さなペプチド(Pro-Hyp など)の形で血液に入ります。このペプチドを多く含むものほど、肌の改善が大きかったという日本の試験もあります。
数値の詳細(論文・資料の値)
- 試験の規模(26試験のメタ解析)
26試験・1,721人 - 肌の水分とコラーゲン(26試験のメタ解析)
SMD 0.63(95%CI 0.38-0.88、18試験) - 肌の弾力とコラーゲン(26試験のメタ解析)
SMD 0.72(95%CI 0.40-1.03) - 続けた期間と肌の水分(8週超と8週未満)
8週超0.59(95%CI 0.35-0.83)/8週未満0.39(0.15-0.63) - 肌の水分・弾力(2025年のメタ解析)
水分 SMD 1.25(95%CI 0.77-1.74)/弾力 SMD 0.61(0.21-1.02) - 肌の水分・弾力・シワ(19試験のメタ解析)
19試験・1,125人で、水分・弾力・シワがプラセボより良好 - 肌の変化を見る目安の期間(19試験のメタ解析の結論)
90日 - シワ・水分・弾力の改善が見られた試験の数(2026年の系統的レビュー)
水分15試験中10、弾力13試験中10、シワ10試験中9 - 日本人女性の試験(1日1g・5g・12週間)
肌の水分が増え、水分の蒸発が減った。弾力・厚さは変わらず - 日本人女性の試験の量と期間
1日1gまたは5g・12週間 - 日本人女性の試験(弾力・厚さ)
変化なし - 低分子のコラーゲンペプチド1日1,000mg・12週間
6週・12週で水分がプラセボより高く、12週でシワの3項目が改善 - 低分子コラーゲンペプチドの試験の量と期間
1日1,000mg・12週間 - 肌の水分(8週)と真皮のコラーゲン密度(4週)
8週で水分が増え、4週で真皮のコラーゲン密度が増えた - Pro-Hyp・Hyp-Glyを多く含むコラーゲンと顔の肌
多く含むほうが水分・弾力・シワ・きめで改善が大きかった - 飲んだコラーゲンが血中に届く形(Pro-Hyp)
飲んで1〜2時間で血中のペプチドが最大(血漿1mLあたり20〜60nmol)
膝の関節痛みが和らぎ、動きが良くなった
関節症(軟骨がすり減って痛む病気)の試験35試験・3,165人をまとめた解析によると、飲んだ人は痛みが和らぎ、関節の動きが良くなっていました。差は小〜中程度で、動きの結果は「高い確かさ」と評価されています。
関節の病気と診断されていない人の試験もあります。
試験ごとに、対象と測り方が違います。
出典: PubMed 33562729・40977985・37551682(数値をもとに当編集部が作図)
数値の詳細(論文・資料の値)
- 変形性関節症の試験の規模(35試験のメタ解析)
35試験・3,165人 - 変形性関節症の痛みと機能(35試験のメタ解析)
痛み SMD -0.35(95%CI -0.48〜-0.22、中程度の確かさ)/機能 SMD -0.31(-0.41〜-0.22、高い確かさ) - 変形性関節症のWOMAC・VAS(2019年のメタ解析)
WOMAC合計-8.00(95%CI -13.04〜-2.95)/VAS -16.57(-26.24〜-6.89) - 運動時の膝の痛み(若い人・1日5g・12週間)
痛みの低下-21.9mm(プラセボより大きい、p=0.024) - 運動時の膝の痛みの試験の量と期間
1日5g・12週間 - 膝の関節症(1日3g・180日、2025年の試験)
WOMACの痛み-1.90対 プラセボ+0.61(p=0.006)、副作用なし - 軽い膝の関節症の試験の量と期間
1日3g・180日 - 活動的な中年の膝(1日10g・6か月)
1日10g・6か月で、日常生活の動作と痛みが改善(痛みは運動量の多い人で)
筋肉運動と一緒に飲むと、筋肉などの量が増えた
運動を続けながら毎日飲んだ試験19試験をまとめた解析によると、筋肉などの量(除脂肪量)と筋力の増え方が、飲まなかった人より大きくなっていました。腱や、運動後の回復でも差が出ています。
- 筋肉が落ちた高齢の男性が筋トレと一緒に1日15gを飲んだ試験では、除脂肪量が+4.2kg増えました(飲まなかった人は+2.9kg)
- 筋肉のもとになるたんぱく質を作る働きは、牛乳のたんぱく質(ホエイ)のほうが大きいと報告されています。運動の試験で使われた量とビタミンCとの組み合わせは、飲み方のページにまとめています
数値の詳細(論文・資料の値)
- 運動と併用した試験の規模
19試験・768人 - 運動と併用したときの除脂肪量・筋力(19試験のメタ解析)
除脂肪量 SMD 0.48/最大筋力 SMD 0.19/腱の形0.67/回復0.43 - サルコペニアの高齢男性(1日15g+筋トレ12週間)
除脂肪量+4.2kg対 プラセボ+2.9kg - サルコペニアの高齢男性の試験の量
1日15g(筋トレ12週間と一緒に) - 筋たんぱくの合成(ホエイとの比較)
ホエイのほうが筋たんぱくの合成を大きく高めた
骨閉経後の女性で骨密度が増えた試験がある
閉経後に骨密度が下がった女性が1日5gを12か月飲んだ試験では、背骨と脚の付け根の骨密度が、飲まなかった人より増えていました。骨の試験はまだ少なく、これは1つの試験の結果です。
数値の詳細(論文・資料の値)
- 閉経後女性の骨密度(1日5g・12か月)
背骨の Tスコア+0.1対 プラセボ-0.03(p=0.030) - 閉経後女性の骨の試験の量と期間
1日5g・12か月
副作用と試験の条件副作用は少なく軽い
関節症の試験をまとめた解析では、副作用は飲まなかった人と比べて増えていません。肌の試験でも、全体に問題なく飲まれ、まれに軽い胃腸の不快感が報告された程度でした。
- 魚のコラーゲンは、魚アレルギーの原因の1つです。魚アレルギーの日本人患者の50%が、魚のコラーゲンに反応する抗体を持っていました
- 豚・牛が原料の商品もあります。食物アレルギーのある方は、原材料を確かめてください
数値の詳細(論文・資料の値)
- 関節症の試験での安全性(35試験のメタ解析)
脱落・副作用はプラセボと比べて増えなかった - 肌の試験での安全性(25試験の系統的レビュー)
おおむね問題なく、副作用は少なかった - 報告された副作用の内容(2026年のメタ解析)
重い副作用なし。まれに軽い胃腸の不快感 - 魚のコラーゲンとアレルギー
魚アレルギーの日本人患者の50%が、サバのコラーゲンに IgE抗体を持っていた
- 魚・豚・牛などに食物アレルギーのある方
- 関節の病気などで治療を受けている方、服用中の薬がある方
- 妊娠中・授乳中の方
サプリメントは、病気の治療や予防に使うものではありません。
試験の条件資金の出どころで結果が分かれたという解析もある
- 肌の試験の対象は、主に中高年の女性です
- 2025年の解析は、23試験全体では水分・弾力・シワが良くなったとしつつ、企業の資金を受けていない試験や質の高い試験に限ると差がなかったと報告しています
- 肌の試験の多くは、偏りのおそれが高いと評価されています。膝の痛みで偽薬との差が出なかった試験もあります
数値の詳細(論文・資料の値)
- 23試験全体の結果(2025年のメタ解析)
23試験・1,474人の全体で、水分・弾力・シワが改善 - 資金の出どころ・研究の質で結果が分かれた(2025年のメタ解析)
23試験全体では改善。企業の資金でない試験・質の高い試験では差なし - 試験の偏りのおそれ(2026年の系統的レビュー)
多くの試験が偏りのおそれが高いと評価 - 膝の痛みで差が出なかった試験(1日10g・12週間)
痛みの低下は両群で同程度(-1.6対-1.9、p=0.42)
よくある質問効果・体の中での行方・副作用
コラーゲンペプチドで、どんな効果が報告されている?
26試験をまとめた解析で、肌の水分と弾力が、飲まなかった人より良かったと報告されています。関節症の人の試験35試験をまとめた解析では、痛みが和らぎ、関節の動きが良くなりました。
飲んだコラーゲンは、体の中でどうなる?
一部は小さなペプチド(Pro-Hyp など)の形で血液に入り、飲んで1〜2時間で最も多くなります。このペプチドを多く含むものほど、肌の改善が大きかったという日本の試験があります。
副作用はある?
関節症の試験をまとめた解析では、副作用は飲まなかった人と比べて増えていません。魚が原料のものは魚アレルギーの原因になりうるので、食物アレルギーのある方は原材料を確かめてください。
まとめ
- 魚・豚・牛などに食物アレルギーのある方は、原料を確かめる。治療中の方・服用中の薬がある方は、医師・薬剤師に相談する
次に読むもの
この記事で使った数値の一覧(39件)
- 肌の水分とコラーゲン(26試験のメタ解析)SMD 0.63(95%CI 0.38-0.88、18試験)対象: ランダム化比較試験26件・1,721人(多くは35〜65歳の女性)コラーゲンペプチドを飲んだ群で、プラセボより肌の水分が多くなった。[出典1]
- 肌の弾力とコラーゲン(26試験のメタ解析)SMD 0.72(95%CI 0.40-1.03)対象: 同上(Pu 2023)コラーゲンペプチドを飲んだ群で、プラセボより肌の弾力が高くなった。[出典1]
- 試験の規模(26試験のメタ解析)26試験・1,721人対象: Pu 2023のメタ解析26のランダム化比較試験・1,721人をまとめた解析。[出典1]
- 続けた期間と肌の水分(8週超と8週未満)8週超0.59(95%CI 0.35-0.83)/8週未満0.39(0.15-0.63)対象: 同上の部分集団解析8週より長く飲んだ試験のほうが、短い試験より肌の水分の差が大きかった。[出典1]
- 肌の水分・弾力(2025年のメタ解析)水分 SMD 1.25(95%CI 0.77-1.74)/弾力 SMD 0.61(0.21-1.02)対象: ランダム化比較試験10件・646人(主に女性)コラーゲンを含むサプリで、肌の水分と弾力が高くなった。[出典2]
- 肌の水分・弾力・シワ(19試験のメタ解析)19試験・1,125人で、水分・弾力・シワがプラセボより良好対象: ランダム化二重盲検比較試験19件・1,125人(20〜70歳、95%が女性)まとめた解析で、肌の水分・弾力・シワがプラセボより良い結果だった。[出典3]
- 肌の変化を見る目安の期間(19試験のメタ解析の結論)90日対象: 同上(de Miranda 2021)著者は、90日飲むとシワが減り、弾力と水分がよくなると結論した。[出典3]
- シワ・水分・弾力の改善が見られた試験の数(2026年の系統的レビュー)水分15試験中10、弾力13試験中10、シワ10試験中9対象: ランダム化比較試験25件(13〜236人)プラセボより改善した試験の数を数えると、水分・弾力・シワの多くの試験で差があった。[出典4]
- 日本人女性の試験(1日1g・5g・12週間)肌の水分が増え、水分の蒸発が減った。弾力・厚さは変わらず対象: 35〜50歳の日本人女性99人(3群)1日1gまたは5gを12週間飲んだ群で、角層の水分が増え、肌からの水分の蒸発が減った。[出典5]
- 日本人女性の試験の量と期間1日1gまたは5g・12週間対象: CP-0009と同じ試験(99人)1日1gまたは5gを、1日1回12週間飲んだ。[出典5]
- 日本人女性の試験(弾力・厚さ)変化なし対象: 同上(Miyanaga 2021)同じ試験で、肌の弾力と厚さは変わらなかった。[出典5]
- 低分子のコラーゲンペプチド1日1,000mg・12週間6週・12週で水分がプラセボより高く、12週でシワの3項目が改善対象: 64人のランダム化二重盲検比較試験1日1,000mgを12週間飲んだ群で、肌の水分が高く、シワの指標が改善した。[出典6]
- 低分子コラーゲンペプチドの試験の量と期間1日1,000mg・12週間対象: CP-0011と同じ試験(64人)1日1,000mgを1日1回、12週間飲んだ。[出典6]
- 肌の水分(8週)と真皮のコラーゲン密度(4週)8週で水分が増え、4週で真皮のコラーゲン密度が増えた対象: プラセボを対照にした2つの臨床試験飲み始めて8週で肌の水分が増え、4週で真皮のコラーゲンの密度が増えた。12週まで続いた。[出典7]
- Pro-Hyp・Hyp-Glyを多く含むコラーゲンと顔の肌多く含むほうが水分・弾力・シワ・きめで改善が大きかった対象: 日本のランダム化二重盲検比較試験(8週間)体内で働くとされる2つのペプチドを多く含むコラーゲンのほうが、少ないものやプラセボより顔の肌の改善が大きかった。[出典8]
- 飲んだコラーゲンが血中に届く形(Pro-Hyp)飲んで1〜2時間で血中のペプチドが最大(血漿1mLあたり20〜60nmol)対象: 健康な人(ゼラチン加水分解物9.4〜23g)飲んだあと、コラーゲン由来のペプチド(主に Pro-Hyp)が血中に現れ、1〜2時間で最も多くなった。[出典9]
- 変形性関節症の痛みと機能(35試験のメタ解析)痛み SMD -0.35(95%CI -0.48〜-0.22、中程度の確かさ)/機能 SMD -0.31(-0.41〜-0.22、高い確かさ)対象: ランダム化比較試験35件・3,165人(主解析は25件・2,856人)コラーゲン由来の成分で、痛みが小〜中程度に和らぎ、機能がよくなった。[出典10]
- 変形性関節症の試験の規模(35試験のメタ解析)35試験・3,165人対象: 同上(2024)35のランダム化比較試験・3,165人をまとめた解析。[出典10]
- 変形性関節症のWOMAC・VAS(2019年のメタ解析)WOMAC合計-8.00(95%CI -13.04〜-2.95)/VAS -16.57(-26.24〜-6.89)対象: プラセボを対照にしたランダム化比較試験のメタ解析コラーゲンで、関節症の症状の合計点と痛みの点数(VAS)が下がった。[出典11]
- 運動時の膝の痛み(若い人・1日5g・12週間)痛みの低下-21.9mm(プラセボより大きい、p=0.024)対象: 膝に運動時の痛みがある18〜30歳180人(関節の病気の診断なし)1日5gを12週間飲んだ群で、運動中・後の膝の痛みがプラセボより大きく下がった。[出典12]
- 運動時の膝の痛みの試験の量と期間1日5g・12週間対象: CP-0018と同じ試験(18〜30歳180人)1日5gのコラーゲンペプチドを12週間飲んだ。[出典12]
- 膝の関節症(1日3g・180日、2025年の試験)WOMACの痛み-1.90対 プラセボ+0.61(p=0.006)、副作用なし対象: 40〜75歳・軽い膝の関節症(KL 1〜2度)80人低分子のコラーゲンペプチドを1日3g・180日飲んだ群で、膝の痛みの点数がプラセボより下がった。[出典13]
- 軽い膝の関節症の試験の量と期間1日3g・180日対象: CP-0019と同じ試験(80人)低分子のコラーゲンペプチドを1日3g、180日間飲んだ。[出典13]
- 活動的な中年の膝(1日10g・6か月)1日10g・6か月で、日常生活の動作と痛みが改善(痛みは運動量の多い人で)対象: 活動的な中年(プラセボ・1日10g・1日20gの3群)1日10gを6か月飲んだ群で、日常生活の動作と痛みが改善した(痛みは週180分を超えて運動する人で)。[出典14]
- 膝の痛みで差が出なかった試験(1日10g・12週間)痛みの低下は両群で同程度(-1.6対-1.9、p=0.42)対象: 膝の痛みを自覚する健康で活動的な人167人(中央値63歳)1日10gを12週間飲んでも、膝の痛みの下がり方はプラセボと同じだった。[出典15]
- 運動と併用したときの除脂肪量・筋力(19試験のメタ解析)除脂肪量 SMD 0.48/最大筋力 SMD 0.19/腱の形0.67/回復0.43対象: 健康な成人の試験19件・768人(運動と併用、多くは8週以上)運動と一緒に毎日飲んだ群で、除脂肪量(筋肉など)・最大筋力・腱の形・運動後の回復が、プラセボより良かった。[出典16]
- 運動と併用した試験の規模19試験・768人対象: 同上(Sports Med 2024)19試験・768人をまとめた解析。[出典16]
- サルコペニアの高齢男性(1日15g+筋トレ12週間)除脂肪量+4.2kg対 プラセボ+2.9kg対象: サルコペニアの男性53人(平均72歳)筋トレと一緒に1日15gを12週間飲んだ群で、除脂肪量の増え方がプラセボより大きかった。[出典17]
- サルコペニアの高齢男性の試験の量1日15g(筋トレ12週間と一緒に)対象: CP-0024と同じ試験(53人)週3回の筋トレを12週間行い、コラーゲンペプチドを1日15g飲んだ。[出典17]
- 筋たんぱくの合成(ホエイとの比較)ホエイのほうが筋たんぱくの合成を大きく高めた対象: 健康な高齢女性22人(30gを1日2回・6日)ホエイたんぱくのほうが、コラーゲンより筋肉のたんぱく質の合成を大きく高めた。[出典18]
- 閉経後女性の骨密度(1日5g・12か月)背骨の Tスコア+0.1対 プラセボ-0.03(p=0.030)対象: 骨密度が下がった閉経後女性131人1日5gを12か月飲んだ群で、背骨と大腿骨頸部の骨密度がプラセボより増えた。[出典19]
- 閉経後女性の骨の試験の量と期間1日5g・12か月対象: CP-0026と同じ試験(131人)1日5gを12か月飲んだ。[出典19]
- 関節症の試験での安全性(35試験のメタ解析)脱落・副作用はプラセボと比べて増えなかった対象: 同上(Osteoarthritis Cartilage 2024)コラーゲン由来の成分は、試験の脱落や副作用をプラセボより増やさなかった。[出典10]
- 肌の試験での安全性(25試験の系統的レビュー)おおむね問題なく、副作用は少なかった対象: ランダム化比較試験25件コラーゲンペプチドは全体に問題なく飲まれ、副作用の起きた割合は低かった。[出典4]
- 報告された副作用の内容(2026年のメタ解析)重い副作用なし。まれに軽い胃腸の不快感対象: ペプチドの試験19件・1,341人(飲む・塗るを含む)重い副作用は無く、まれに軽い胃腸の不快感が報告された。[出典20]
- 魚のコラーゲンとアレルギー魚アレルギーの日本人患者の50%が、サバのコラーゲンに IgE抗体を持っていた対象: 魚アレルギーの日本人患者魚のコラーゲンは魚アレルギーの原因になり、魚アレルギーの患者の半数がコラーゲンに反応する抗体を持っていた。[出典21]
- 23試験全体の結果(2025年のメタ解析)23試験・1,474人の全体で、水分・弾力・シワが改善対象: 同上(Myung 2025)23試験すべてをまとめると、肌の水分・弾力・シワが改善した。[出典22]
- 資金の出どころ・研究の質で結果が分かれた(2025年のメタ解析)23試験全体では改善。企業の資金でない試験・質の高い試験では差なし対象: ランダム化比較試験23件・1,474人全体では水分・弾力・シワが改善したが、製薬企業の資金を受けていない試験や質の高い試験に限ると差が無かった。[出典22]
- 試験の偏りのおそれ(2026年の系統的レビュー)多くの試験が偏りのおそれが高いと評価対象: ランダム化比較試験25件含まれた試験の多くが、偏りのおそれが高いと評価された。[出典4]
根拠一覧
論文・資料の一覧(22件)
- Effects of Oral Collagen for Skin Anti-Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis. Nutrients 2023 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Effects of collagen-based supplements on skin's hydration and elasticity: A systematic review and meta-analysis. Indian J Dermatol Venereol Leprol 2025 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Effects of hydrolyzed collagen supplementation on skin aging: a systematic review and meta-analysis. Int J Dermatol 2021 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Efficacy and safety of hydrolyzed collagen supplementation on skin health outcomes: a systematic literature review of randomized controlled trials. Eur J Clin Nutr 2026 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Oral Supplementation of Collagen Peptides Improves Skin Hydration by Increasing the Natural Moisturizing Factor Content in the Stratum Corneum: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Clinical Trial. Skin Pharmacol Physiol 2021 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Oral Intake of Low-Molecular-Weight Collagen Peptide Improves Hydration, Elasticity, and Wrinkling in Human Skin: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Study. Nutrients 2018 — 原典(取得日:2026-10-29)
- The effect of oral collagen peptide supplementation on skin moisture and the dermal collagen network: evidence from an ex vivo model and randomized, placebo-controlled clinical trials. J Cosmet Dermatol 2015 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Ingestion of bioactive collagen hydrolysates enhance facial skin moisture and elasticity and reduce facial ageing signs in a randomised double-blind placebo-controlled clinical study. J Sci Food Agric 2016 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Identification of food-derived collagen peptides in human blood after oral ingestion of gelatin hydrolysates. J Agric Food Chem 2005 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Efficacy and safety of collagen derivatives for osteoarthritis: A trial sequential meta-analysis. Osteoarthritis Cartilage 2024 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Effect of collagen supplementation on osteoarthritis symptoms: a meta-analysis of randomized placebo-controlled trials. Int Orthop 2019 — 原典(取得日:2026-10-29)
- The Influence of Specific Bioactive Collagen Peptides on Knee Joint Discomfort in Young Physically Active Adults: A Randomized Controlled Trial. Nutrients 2021 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Efficacy and safety of low-molecular-weight collagen peptides in knee osteoarthritis: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial. Front Nutr 2025 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Collagen peptides supplementation improves function, pain, and physical and mental outcomes in active adults. J Int Soc Sports Nutr 2023 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Effectiveness of collagen supplementation on pain scores in healthy individuals with self-reported knee pain: a randomized controlled trial. Appl Physiol Nutr Metab 2020 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Impact of Collagen Peptide Supplementation in Combination with Long-Term Physical Training on Strength, Musculotendinous Remodeling, Functional Recovery, and Body Composition in Healthy Adults: A Systematic Review with Meta-analysis. Sports Med 2024 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Collagen peptide supplementation in combination with resistance training improves body composition and increases muscle strength in elderly sarcopenic men: a randomised controlled trial. Br J Nutr 2015 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Whey protein but not collagen peptides stimulate acute and longer-term muscle protein synthesis with and without resistance exercise in healthy older women: a randomized controlled trial. Am J Clin Nutr 2020 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Specific Collagen Peptides Improve Bone Mineral Density and Bone Markers in Postmenopausal Women-A Randomized Controlled Study. Nutrients 2018 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Oral and topical peptides for skin aging: systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Front Med (Lausanne) 2026 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Fish collagen is an important panallergen in the Japanese population. Allergy 2016 — 原典(取得日:2026-10-29)
- Effects of Collagen Supplements on Skin Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Am J Med 2025 — 原典(取得日:2026-10-29)
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